2016年7月25日月曜日

妊娠中に子宮頸がんと診断された場合

院長のさんぺいです。

妊娠初期で子宮頸がんの疑いをかけられ不安になっている患者さんがいました。

近藤誠先生の子宮頸がんに対する治療方針は知っていたのですが、妊婦にはどうなのかは知識がなかったので調べてみました。


教科書的には、子宮頸がんの原因はHPVヒトパピローマウイルス)とされています。
"HPVは妊娠中の赤ちゃんへの感染、出産時の産道感染、どちらも心配はありません
また、HPVそのものが妊娠の継続、赤ちゃんの発育に影響する心配もありません。" 
と産婦人科医が語っていますので妊娠の継続や出産を心配する必要はなさそうです。


このHPV原因説ですが、内海聡医師はフェイスブックでこのように記述されています。
ワクチン推進派の政治家、役人、製薬会社や医師は、子宮頸がんの原因は「HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染がすべてである」と主に病気とウイルスの関連性の部分を強調していますが、今や「HPVは弱すぎて子宮頸がんを作れない」ということがアメリカの研究で証明され、その理論は根底から否定されています。
アメリカでいち早く子宮頸がんのワクチンを法律で義務化したテキサス州の知事が、後に製薬会社から多額の献金をもらっていることが判明して、この事件はアメリカ中を騒然とさせる大スキャンダルにもなりました。 
では一体何が原因となっているのか?
様々な要因があると思いますが、続医者も知らない自然なホルモンには以下の記述があります。
医学誌「ランセット」に1994年に掲載された研究によると、わずか1ヶ月から6ヶ月間、ピルを使い続けると、子宮頚管がんになる確率が3倍にも増えたという。
この流れから考えると、エストロゲンへの過剰な接触本物のプロゲステロン不足に加え、ピルがビタミンB、特に葉酸を減らす原因になっており、これが子宮頚管異型成の直接の原因になっていることも考えられる。
したがって、もしピルを服用し、子宮頸がん検査の結果が異常ありと出たら、ピルの使用を止めた方が良いと言うことだ。

ニキビや生理痛・生理不順などで安易にピルを飲んでいると危ないということがおわかりだと思います。
不妊治療でもエストロゲン様合成薬がたくさん使われていますので、免疫力の強化が同時に必要です。
その他、牛乳・乳製品(バニラ系アイス)もエストロゲンが豊富な食品です。
農薬がくっついた野菜、プラスチックのトレーなど環境ホルモンにも注意が必要です。


子宮頸がんと診断が確定した場合、病期により治療が異なるのでどのように対処したらよいのか重要となります。
上述の産婦人科医は
"妊娠中に診断される病変の大部分は異形成、または上皮内がんです。妊娠中の手術は必要最小限にとどめ、組織検査で上皮内がんまたは、それ以下であれば、出産まで注意深く経過を観察することになります。"
と語っています。

妊娠していなければ、高度異形成、上皮内がん、および、ごく初期のがんの場合、子宮頸部の異常な組織を取り除く「円錐切除術」を行うそうなので手術が先送りされるだけ"ツイてる"かもしれません。

大部分を占める上皮内がんに関して近藤医師はがんではなく感染症だといいます。
「上皮内がんは100%転移しないがんもどきです。上皮内がんを放っておいたら浸潤がんに変わったことを証明したケースは、世界に1例もありません。
上皮内がんは放っておくと99%以上が消えてしまうという統計もあります。
上皮内がんは、人パピローマウィルスの感染症なので、浸潤がんや転移がんには変わらない。だから検診で上皮内がんを発見する意味はありません
ここ25年間に子宮がんの発見数が7倍にもなっている。増えた部分のほとんどは上皮内がんです。 上皮内がんから浸潤がんに移行するのは1%に過ぎず本質的にがんもどきである。(がんで殺されない七つの秘訣ではすべてが“もどき”と書かれています)  
上皮内がん(上皮内新生物・上皮内腫瘍とも言われる)のほとんどから、性行為で感染するヒト・パピローマ・ウィルスの痕跡が見つかる。
上皮内がんはウィルス感染を原因とした「上皮細胞の慢性変化」「慢性感染症」と考えるべきである。 

※子宮頸がんにはその他に、扁平上皮がん(多い)、腺がん(最近増えておりやや死亡率が高い)などがあります。


近藤誠先生の子宮頸がん治療アドバイス
【ゼロ期、1a期、平らな1b期】 放置(無治療様子見) 
【1b期~4期】 すべて放射線だけで治療すべきです。
手術をゼロにできるのに、いまだに7割ぐらいは大きな手術(リンパ節郭清を行う広汎子宮全摘術)をしている。
リンパまで大きく取るから排尿・排便障害が起きるし、膣も短くされてセックスがしにくくなる足がむくむ、というような大きな後遺症を抱え込みます。
放射線治療なら治る率は手術より高く、後遺症はたまに直腸出血が見られる、まれに腸閉塞が起こる、若い女性の場合更年期症状が生じる、膣同士がくっついて膣が狭くなるぐらいです。
子宮頸がんは、浸潤性が強くても臓器転移がないがんもどきが多いです。
手術と放射線では生存率は同じです。
"今や、放射線治療ができることを患者に説明せずして、手術だけを勧めること犯罪です。"

酵素医療の権威である鶴見隆史先生は、
 "子宮頚癌の場合、欧米ではほとんど手術せずに様子を見るといわれています。なぜなら7割は自然に治るからです。私はがんのエサを作る活性酸素を武器にしている放射線治療も信用していません。" 
と放射線療法にも否定的です。

子宮頸がんを放置して大きくなり、それが原因で死に至る場合の病名は、尿路を閉塞して腎不全(苦痛なし、人工透析で延命可能)、癌から出血して貧血(輸血や鉄剤で対処可能)です。

診断が確定し様子見となった場合、免疫力とくにリンパ球数を高める鍼灸治療は効果的です。
ピルやエストロゲン様のクスリを飲んでいると免疫力が低下し、人パピローマウィルス感染を起こします。感染細胞は前がん状態とも言える異型成細胞となり、がん化しやすくなります。

臓器転移がある本物のがんになってしまった場合、放置療法より横内医院(漢方・気功)や鶴見クリニック(断食・酵素療法)、御茶ノ水クリニックなどがお勧めです。

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