2015年6月7日日曜日

まさか、妊活中に牛乳を飲んでいませんよね!

 「人間には三つの坂がある。上り坂と下り坂、そしていま一つは『魔坂』という坂じゃ」
 NHKテレビ大河ドラマ(毛利元就より) 
 院長のさんぺいです。

 山田豊文先生の最新著「なぜ、マーガリンは体に悪いのか?」 (廣済堂健康人新書)を読みました。
このタイトルでは妊活中の方には読んでいただけそうもありませんので重要なポイントをご紹介してきたいと思います。

真弓貞夫先生監修の本

 "牛乳は、人間にとって「悪魔の白濁液」である" 


すごい小見出しですよね。15年ほど前、「牛乳が良くないという内容の本を書くと、嫌がらせがひどく翻訳本しか出せない。」と語られていたと思いますが、今では悪魔と言い切っています。

ここ最近は、牛乳の害を訴える先生が増えてきました。 真弓貞夫先生(小児科)、内海聡先生(内科)、新谷弘美先生(外科)、池田 史郎先生(婦人科)など医師の方達も牛乳の害を訴えています。

山田先生が"思いっきりテレビ"に出演していた時は「スポンサーが怒るので、牛乳のことは語らないようにと釘をさされた。」と話をされていましたが、もう隠蔽の波は防げなくなってきたようです。

さて、最新著では不妊症に関する重要な記事もありますのでぜひ読んでいただきたいところです。

「各種ホルモンの混合液」がもたらす問題は、何もガンだけの問題ではない。体内の性ホルモンのバランスがくずれて生殖器が正常に働かなくなると、子供が産めなくなるのだ。
(中略)  
たとえが悪いかもしれないが、牛乳や乳製品を大量に摂取しながら不妊治療のクリニックにせっせと通院しているカップルは、さしずめ、避妊薬を服用しながら不妊治療を行っているようなものである。
不妊治療という、侵襲性も費用もリスクも高い選択の前に、カップルでできることはいくらでもあるのだ。
不妊治療で使用される合成ホルモンは、血栓のリスクがあるだけでなく、発癌のリスクもあります。
妊活ブログを検索すれば、癌が発見され子作りを断念したという悲惨な記事も少なからず見つけることができます。

がん治療のスペシャリストである横内正典先生は、牛乳がクラミジア・トラコマーテス(細菌)を増やすといわれます。
「クラミジア・トラコマーテスが厄介なのは、「牛肉、牛乳、乳製品大好物」ということです。ですから、それらを摂取するのは細菌にえさをやるようなものです。」と言います。
クラミジアは、がん以外にも卵管閉塞の原因にもなっているようです。私見ですが、ピックアップ障害の原因の1つにもなっていると思われます。

合成ホルモンを使った妊活と鍼灸治療の併用は、そのような悲惨なことにならないように、肝臓や腎臓の毒素(=薬物)排泄と薬物が少量でも効きやすい体質を目指すものです。
本来なら35歳を過ぎても、「正食」、「生活習慣の見直し」、「自然治癒力を妨げないセラピー」などで妊娠を目指してほしいところですが・・・。

牛乳が体に良くないということは理解したがヨーグルトはどうなの?という疑問が沸きますよね。私も疑問に思い、講演会で山田先生に質問したことがあります。
「発酵させると、乳糖不耐症が起こりにくくなったり、カゼインタンパクが分解しやすくなったり、カルシウムが吸収しやすくなったりします。但し、ホルモンカクテルであることには変わりません。発酵食品を摂ろうと思ったら納豆や味噌など他にいくらでもあります。
ヨーグルトはタバコやお酒と同じ嗜好品だと思ってください」
というような回答でした。

牛乳ヨーグルトを摂取している方は豆乳ヨーグルトに切り替えるか、こだわり市場などの自然食品店で1本400円~1,000円で売っている良質な牛乳(=ホルモンが少ない)を買って自分で作るのが良いでしょう。

"魔坂"を転げ落ちないように、妊活中牛乳乳製品はとらないように努力しましょう。


 
内海先生の講演/なぜ牛乳の会社(明治・森永・雪印)が最悪なのか?


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