2015年5月31日日曜日

健康寿命を保つ秘訣

院長のさんぺいです。

昨夜は豊島区鍼灸師会の総会に参加しました。

総会後、当会の至宝 塚本先生による講演「平均寿命ではなく健康寿命を保つための秘訣」がありました。
http://www.toyoshinkyu.ac.jp/event/i20140718/
東洋鍼灸専門学校HPより

塚本先生は、なんと90歳の現役鍼灸師です。2年前(88歳)に脳MRIを受診されたそうですが、医師から『あなたはどんな仕事をなさってきたのですか?50代の脳をしていますよ』と驚かれたそうです。
元々は催眠術学校の講師をされており、当時肩コリ、腰痛等の治療も行っていたところ、『あなたの行っていることは違法だ』と保健所から指摘され鍼灸師になったそうです。

塚本先生には鍼灸師会に入会後1年間、自立訓練法の指導をしていただいたことがあります。
現在も月に1度勉強会を行っているそうです。また、当院で豊島区高齢者ボランテァ治療を手伝っていただいたこともあります。

介護の必要がなく健康的に生活できる期間を示す「健康寿命」について、2013年は男性が71.19歳(同年の平均寿命は80.21歳)、女性が74.21歳(同86.61歳)だったと厚生労働省が公表しています。

90歳まで健康寿命を保っている老人はたくさんいらっしゃるとは思いますが、現役で治療を行っている先生はそう多くはないはずです。
その秘訣を平均60歳代の総会に集まった会員の先生方に公開されました。

【塚本式健康法】
①てくてく、②かみかみ、③ニコニコ、④ドキドキ 

"てくてく"は毎日30分は必ず歩くということ。歳をとっても筋肉は鍛えればつきますと言います。毎日30回腕立て伏せも行っているそうです。

"かみかみ"は唾をよくだすために良く噛むこと。歯を磨き丈夫にすること。鼻呼吸すること。あいうべ体操が重要だと説きます。

"ニコニコ"は1日4回 腹直筋を動かして、おかしくなくても声を出して笑うこと。

"ドキドキ"は、毎日"わ~素敵"と何かに感動すること。頭を衰えさせないために新聞は必ず読むようにしているそうです。
 

最後に、あいうべ体操を皆で行いました。手3本口に入るだけ開く。
塚本式は、『あ~』と言いながら腕を上に挙げます。『い~』は横に紐を引っ張るように広げます。『う~』はやはり上に手を挙げます。そして最後の『べぇ~』は思いっきり世界のナベアツもビックリな変顔でベロを出します。
Youtubeに出ているどんな方法よりも迫力がありましたよ。

いつまでもお元気でいてもらいたいです。


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